リモート・ビューイング(遠隔透視)については、1990年代後半から2000年代にかけて日本でも本が出版されたりテレビで紹介されました。米国では方法を伝授するセミナーも多く開かれています。
その後は一般の関心は下火になった感がありますが、現在に至るまで、的中率を上げるために、いろいろとアレンジされた方法が提案されています。
今回は、シェーン・アイビー(Shane Ivie)という遠隔透視能力者が開発した、リモート・ビューイングの方法を使って競馬の馬券(勝馬投票券)を的中させる方法について紹介します。
遠隔透視を利用して馬券を的中させる方法の効果
シェーン・アイビーが2014年に行った実験では、24レース中15レースで的中、的中率は62.5%だったそうです。
残念ながら回収率までは不明です。
遠隔透視を利用して馬券を的中させる方法のやり方
1.穴馬を複勝で狙う
シェーン・アイビーの方法ではレースに出る馬1頭を選択します。選ぶ馬は勝つ馬=1着になる馬ではなく、もっとも儲かる馬です。1着から3着に入れば払い戻しされる複勝馬券で、穴馬を狙うことになります。
2.競馬をあまり知らない人に遠隔透視してもらう
馬券の選ぶには、以前「超能力を使って投資で儲ける方法」で紹介したアソシエイティブ・リモート・ビューイング(連想結合遠隔透視)の方法を使います。
したがって、「レースを選んで馬券を買う人」と「遠隔透視する人」は別々にします。ここでは前者をタスカー、後者をビュワーと呼びます。ビュワー=遠隔透視する人は、競馬についてあまり知らない人が良いです。
3.リモート・ビューイングの方法
タスカーはビュワーに、レースの日時と場所だけを伝えます。レースの予想に重要な情報、例えば、レースの条件や距離、芝かダートか、出走馬の実績等は一切知らせてはいけません。
ビュワーは、時間と場所だけからイメージを広げていきます。
そうして浮かんだイメージをスケッチします。
ここで重要なことは、遠隔透視するイメージは名前そのものではなく、全体的なイメージ(ゲシュタルト)とその特性である色や形や大きさなどです。
スケッチが終わったら、タスカーはビュワーにレースに出走する馬の名前のリスト(出馬表)を見せます。
ビュワーは、イメージしスケッチした内容と密接に関連している馬の名前があれば、それをタスカーに知らせます。関連していないと感じたらパスします。
タスカーはビュワーに言われた馬の複勝馬券を購入します。
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4.参加したリモート・ビュワーの話
2022年10月29日のことです。私ははりすから競馬の遠隔透視のリモート実験に誘われて参加しました。
私が自宅でセッションに入ると、はりすからは、「日時は30日14時40分ごろ、場所は新潟市」ということを伝えられました。
私が瞑想しながらイメージしていると、最初は海と森と砂浜のイメージでしたが、段々とそら豆のような形のシンボルが大きくなったり小さくなったりする様子を感じるようになりました。私が潜在意識から受け取ったイメージはコレだと思ったので、その様子をスケッチしました。
スケッチし終わってはりすに見せると、「これなに?」と聞かれたので、「そら豆状のもの動いている、腎臓かも」と答えました。
それから15頭の馬の名前のリストが送られてきたので、順番に眺めていたら「カムカム」という名前を見つけました。
それを見て、私はそら豆に見えたものが腎臓ではなく、1つだったので胃袋だと直感して、胃がムカムカ → カムカム だということで、 この馬を選んではりすに伝えました。
翌30日の新潟競馬場第10レース鳥屋野特別で、カムカムは後方から鋭く追い込んで、2着となりました。
カムカムは15頭中11番人気と人気薄ということで、複勝でも 15倍つきました。
なお、1着は3番人気、3着は4番人気の馬で、複勝はそれぞれ2.3倍、2.6倍しかついておらず、単勝でも4.8倍でした。
まとめ
シェーン・アイビーが開発したリモート・ビューイング(遠隔透視)による馬券的中法を紹介しました。
リモート・ビューイングの練習方法については、弊記事でいくつか紹介しています。
遠隔透視が上達するにはふだんから沢山練習しておくことが重要です。
必ず当たるというわけではなくて、外れることもあります。実行する場合はあくまで自己責任で行ってください。弊記事は馬券購入を勧めるものではありません。