リモート・ビューイング(Remote Viewing 略称RV)とは、
五感を超えた超感覚を使って、
離れた、または、見えないところにあるターゲット(人や場所、物事など)
についての情報を集めることをいいます。
*日本でリモート・ビューイングを紹介しているのは
さがわあつしさんですが、彼の著書によると
超能力者の透視能力をクリヤボヤンス(千里眼)というのに対して,
普通の人が訓練で直感をきたえ,
遠隔透視技術を高める事を
リモート・ビューイングというのだそうです。
1980年代アメリカ政府は
2千万ドルの予算を投じて
リモート・ビューイングの研究を行いました。
その成果をもとに、現在では
アメリカ国内のあちらこちらで
リモート・ビューイングの教室が開かれてたり
通信講座が開催されるようになっています。
リモート・ビューイングは、前述の通り、
誰にでもできるもので、
独習も可能です。
リモート・ビューイングの理論や背景は様々ですが
今回はビジュアライズによるリラクゼーションに
重点を置いた方法をご紹介します。
リモートビューイングの方法
1 静かで人目につかない場所を確保します。
リモートビューイング中に
心を乱されないことは非常に重要なことです。
そのために静かで
人目を気にしないで
集中できる場所を確保します。
場所を確保したら
椅子やソファにすわったり
ベッドに寝て
楽な姿勢をとります。
ヨガの経験があるのであれば、
蓮のポーズがおすすめです。
2 目を閉じて体をリラックスさせます
深く息を吸って、ゆっくり吐きます。
意識して全ての筋肉を緩めるようにします。
鼻から息を吸って
口から吐き出すようにしますが
色のついたエネルギーをイメージして、
エネルギーが鼻から入ってきて、
体全体に広がって
口から出ていくように
ビジュアライズします。
これを
身体が落ち着いた感覚を持つようになるまで
普通は5分程度
続けます。
3 こころを浄化します
身体がリラックスするにつれて
いろんな考えが浮かぶようになりますが、
雑念を外に出すようにします。
心配事や嫌な思いを排除することに集中します。
これがむつかしいときは、息を数えることに集中します。
自分の考えををコントロールすることができるようになるまで
(普通は3から5分程度)
続けます。
4 リモート・ビューイングのターゲットに集中します。
リモートビューイングの
ターゲットを決めます。
あなたが
よく知らないもののなかで
あなたの近くにあるもの、
ユニークなもの
実際に見れるもの、確かめられるもの、が
ターゲットには相応しいです。
注意力をこのターゲットに注ぎます。
ターゲットの
色や形、テクスチャー、におい、
見たときの自分の気持ちなどは
どうなっているかを
イメージします。
ただし、無理に感じたり
印象を受けるようなことをしてはいけません。
ただ
あなたの潜在意識のままに
自然にイメージがやってくる
のを待ってください。
5 観察結果を記録する
リモートビューイングの結果、
十分な情報が得られたと感じたら、
目を開けて、意識を通常に戻します。
ノートにターゲットについて思い浮かんだ内容を
なんでも書いていきます。
スケッチしたりできるだけ
詳しく思い出して書くようにします。
6 どれぐらいうまく行ったか確認する
実際にターゲットの場所やオブジェクトに行って
ターゲットと
リモート・ビューイングの内容の
類似点を探し出します。
リモート・ビューイングの
練習を重ねていくにつれて
より正確なものになっていくはずです。
【リモート・ビューイングの注意点】
1.集中できないときは、場所や姿勢を変えて見ましょう
たいていはこれで問題が解決するはずです。
2.もし
あなたが書いたものと
ターゲットに共通点が見当たらなくても
がっかりすることはありません。
リモート・ビューイングには多くの修練が必要です。
あきらめずに続ければ
必ず上達していくはずです。