テレパシーや透視や予知などの超能力=サイ(PSI)能力は、人間に元々備わっている能力ですが、(顕在)意識が超能力の発揮を妨げていると考えられています。そのため超能力を開発するための方法として「意識の壁を低くする」方法が採られています。具体的には、
- 瞑想
- リラックス(弛緩)
- 断食
- 呼吸法
- 睡眠、とくに夢へのアプローチ
などの方法です。
脳波を誘導するサウンドも、脳波をデルタ波(0.5Hz-3Hz)やイプシロン波(0.5Hz以下)のようになるべくゆっくりにして意識活動を抑えるものが超能力開発ツールとされてきました。
しかし、最近まったく違うアプローチの方法が提示されています。
それは、ニューロサイエンス.com に載った次の記事です。
Brain Stimulation Unlocks Our Telepathy and Clairvoyance Powers
脳への刺激は私たちのテレパシーと透視の力を解き放ちます
この記事では
1)私たちの脳が、先天的に持っている超能力を抑制するフィルターとして機能しているという仮説に立って
2)反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)を左脳前頭葉中央内部に与えたところ、超能力=サイ能力が有意に高まった
とあります。
元の臨床実験報告は、ポルトガルのBIAL財団(超心理研究で世界的に有名)のものです。
*
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)は、変動磁場を用いて脳皮質に渦電流を誘導し、ニューロンを刺激することによって、大脳皮質や皮質下の活動を修飾する技術です。日本では、既存の薬物療法に反応しないうつ病の治療装置として承認されています。
音波による左脳前頭葉刺激
反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)は一般の方は使えません。それに大掛かりで怖い印象があります。
代わりに、安全な音波の刺激を使ってみてはどうかと考えました。
音源
BIAL財団の実験で使われた刺激を参考に、以下の音源を作成しました。
1.50Hzパルス波をベースにした音源(左側のみ、左右両側)
2.75Hzパルス波をベースにした音源(左側のみ)
3.100Hzパルス波をベースにした音源(左側のみ)
*基本的には1の50Hzを使います。が、安い骨伝導イヤホンだと、再生周波数範囲が20Hz~20kHzとなっているにもかかわらず、ほとんど振動しないことが多いので、その場合は2,3を使用します。
使い方
骨伝導イヤホンを使って振動を左脳前頭葉に伝えます。
イヤホンの左の骨伝導アクチュエーター部分を額の左側に当てます。ネックバンドの作用で手を離してもそのまま保持できるかと思います。
あくまで仮説と今回の実験結果に基づくものです。お使いになったことによる結果については責任を負えません。
てんかん等の方はお使いにならないで下さい。
まとめ
いままでの超能力開発には多大な時間と労力がかかりました。
が、今回紹介した方法によって、より簡単に超能力開発できるようになるかもしれません。
機械を使って行われた実験では、確率が50%のものを一方的な結果に偏らせたようなので、ゲーム等に応用すれば簡単に勝てるようになるかも…。