予知や透視(リモート・ビューイング)などについては、多くの実験が行われています。そのデータを分析することで、正しい予知や透視の方法も見えてくることがありますので、そのうちいくつかわかっていることを紹介します。
1.私たちは事前に反応している
米国の超心理研究者ディーン・ラディンの実験というのがあります。
それは被験者に心拍数や血流や皮膚抵抗を測る機械を取り付けて、ランダムに事故のなまなましい写真のような「興奮を起こさせる写真」と風景のような「なごやかな気持ちにさせる写真」を見せるものです。すると、写真を見せる5秒前に、2つの場合で異なった反応が見られたというのです。
実験は何度も繰り返されていて、毎回同じ結果になっています。
これは「自律神経が写真を見る前に、内容を予知して反応している」ことを示していると言われています。
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同様のことを、オランダの大学で脳のMRI画像を見る実験で行っています。この場合は写真を見る前に「興奮させる写真」の場合だけ小脳扁桃という部位が反応しました。他に脳波を見る実験でも脳波は4秒から9秒前に反応しているそうです。
以上の実験は、私たちの潜在意識は写真を見せられる数秒前には、なにが出てくるかわかっているという証明だと主張されています。
しかし、その刺激は小さすぎるので、顕在意識ではわからないのだというわけです。
2.私たちは色々な影響を受けている
さらに予知や透視が難しい理由として、私たちの意識や感情が、地磁気や宇宙線、気圧、季節の変化等さまざまなものから影響を受けていることが挙げられます。
女性の生理が月の影響を受けているのもそうです。
2017年7月には、10人の心拍数を細かくモニタリングしたところ、地磁気や太陽の活動(宇宙線)に心拍数は影響されていたと報告されています。
(後に述べるように心拍数が高いときは、予知や透視は不正確になります)
西洋では、犯罪は太陽の活動が急激に弱まる1~3日後に起こりやすいと言われています。実際に911も2013年のボストンマラソンの爆弾テロも該当しています。
3.予知や透視が当たりやすいのはこんなとき
以上を踏まえて、過去の予知や透視実験のデータを分析すると、的中しやすい場合についてわかってきたことがあります。
0)心拍数が低く、脳波もアルファ波からシータ波と下がっているときが的中しやすい
1)太陽活動が強く、宇宙線が少ないときは当たりやすい
2)地磁気の強さは中程度レベルのときが当たりやすい
地磁気が弱いときは不正確になりがち
3)季節的には、7~9月は当たりにくい
冬から春の初めまでが当たりやすい
4)1週間では、日曜日の夕方が当たりやすい
5)気圧は高いときが当たりやすい
6)バイオリズムで好調期は当たりやすい
1)~6)は、まだ仮説の段階ですが、予知や透視をしたいときは効果が出るように考慮しておくと良いと思います。
【 参考書籍 】
高藤聡一郎 「仙道未来予知 察気の法」
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