よく知られているように、1970年代のはじめ、米国CIAと国防総省は超能力研究プロジェクトを発足させました。その中心になったのは、カリフォルニア州にあるスタンフォード研究所(SRI)です。
スタンフォード研究所(SRI)では、とくに国家安全のためにリモート・ビューイング(遠隔透視)の研究が盛んに行われました。
リモート・ビューイングは、指導したインゴ・スワンのつくった言葉です。
リモート・ビューイングは遠隔透視という意味ですが、空間だけではなく、時間を越えて見ることも含みます。
つまり遠い目に見えない場所で起こったことだけでなく、過去に起こったこと、未来にこれから起こることも見るわけです。
その意味では予知などとも重なってきます。
以前、透視に関する基本的なことを紹介しましたが、今回はリモート・ビューイング(遠隔透視)が出来るようになる実践的なエクササイズを紹介します。
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透視能力を高めるエクササイズ1 世界旅行
透視能力を使って地球上のある場所を見るエクササイズをしましょう。
このエクササイズは、基本はスタンフォード研究所(SRI)が行っていたものです。
ただ、現在ではgoogle アースがありますので、それを利用するようにします。
1人でもできるし、友人の助けを得て行うこともできます。
1.
超能力モードになります。
深呼吸から瞑想やリラックスのためのイメージトレーニングを行って、「これから私は超能力レベルに入る」と自分に言い聞かせます。
超能力モードについて詳しくは、「超能力に入るためのリラックス・トレーニング」を参照ください。
2.
友人がいる場合は、透視したい場所を選んでもらって、その緯度と経度を言ってもらいます。
自分1人で行う場合はランダムに緯度と経度を選びます。
ただし、本当にランダムに選ぶと海とかなにもない場所となる確率が高いので、ある程度範囲を絞っておいた方が良いです。
例)
a)北緯34度50分、東経134度41分(34° 50′ N, 134° 41′ E)
B) 北緯40度41分、西経74度2分(40° 41′ N, 74° 2′ W)
3.
目を閉じて、浮かんでくるイメージをなるべく多く思い浮かべます。
鳥になったつもりで、空の上から見下ろしている状態でイメージするのが良いです。
どんな形のものが見えますか?山は見えますか?水(海、川、池など)はありますか?植物は?建物は、民家の集まり?ビルはありますか?気温は?暑いですか?寒いですか?
湿度は?人は見えますか?それとも動物ですか?
なにか聞こえますか?においはしませんか?印象的な色は?
浮かんできたものを口に出して言ってみましょう。
ICレコーダーに録音したりメモに書いてみたりして、できれば記録するのが望ましいです。
4.
透視が終わったら、実際の場所の様子を見てみましょう。
google earth で緯度、経度を入力して検索すれば、鮮明な航空写真が表示されますので、自分がイメージした内容とどう照応しているか比較します。
なお、緯度と経度は、34°50′ N 134°41′ E という形式で入力します。
最初は、あまり当たらないかもしれませんが、やっているうちに段々精度が上がってくるはずです。
繰り返しやってみましょう。
私がやってみた上の例では、
a)は、大きな三角形の白いものがいくつも見えました。また、池と森がありました。とくににおいや温度は感じませんでした。
a)の答えは、姫路城周辺。
b)は、たくさんの水と星と女性の顔がイメージできました。
b)の答えは、自由の女神のあるリバティ島周辺です。星は上から見た王冠のイメージでしょうか。
続きは次回に
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