「見たい夢を見る方法」というと、「明晰夢を見る方法」が述べられることが多いですが、ここではシンプルに「見たい夢を見る方法」について説明しています。
夢は、潜在意識の顕れであり、現実の生活を反映したものと言えます。が、逆に現実の生活に影響を与えるものでもあります。
あなたが、たとえば
- 怖い夢をよく見る
- 楽しい夢を見たい
- 好きな人と会話している夢を見たい
- 夢を通して潜在意識の力を現実に役立てたい
ということであれば、この記事がお役に立つと思います。
先ずは、良い夢を見ること
見たい夢を見るための前段階として、悪い夢や怖い夢を見ないように、楽しい夢や明るい夢が見れるように、なることが必要です。
１.寝る前のリラックス・ルーティン
悪い夢を見ないためには、先ずは、寝る前にリラックスすることを習慣としましょう。
- スマホを止め、テレビを消す
- 部屋を少し暗くする
- 音楽を聴く
- 本を読む
- 瞑想する、など
自分にあったリラックス・ルーティンを作ることがお勧めです。
とくに、バイオレンスやホラーのような興奮する動画は悪夢を誘うようなので、見ないようにしましょう。
出典）
Violent media may lead to nightmares
２.早寝早起き
規則正しく、早寝早起きする生活は、怖い夢を見にくくさせます。
反対に、遅く寝て遅く起きる生活は、悪夢を見やすくなります。トルコの大学の調査報告もあります。
出典）Night Owls More Likely to Experience Nightmares
この記事では、理由として、「ストレスホルモンが、早朝に出る」ことなどの影響があると推測しています。
３.バラの香り
良い気分にさせる香りは、夢の内容にも影響するようです。
ある実験では、バラの香りを嗅いで寝た15人の女性は、ふだんより甘い夢を見たとのことです。反対に腐った卵の臭いの場合は、悪夢を呼んだとか…
出典）How to have sweet dreams… simply smell the roses
他にはラヴェンダーの香りなども良い夢を見るのに良いです。
４.食事
食事や飲み物も、悪い夢や怖い夢を誘発すると考えられます。
とくに
- アルコール
- カフェイン
- タバコ
- 寝る前の糖分
に注意が必要です。
コーヒーなどのカフェイン飲料は夕方以降は摂らないようにします。寝つきが悪かったり、悪夢を見やすいならば、午後になったら摂取しないように心掛けてください。
５.室温
寝るところが、暑かったり、寒かったりすると夢見も悪くなります。
気持ちよく眠れる寝室の温度も夏と冬とでは異なり、夏で28℃以下、冬で10℃といわれています。
「快眠のための寝室の温度とは」フランスベッド HPより
室温をコントロールしたり、寝具を工夫して、快適に眠れるようにしましょう。
６.ストレス
以上の５条件を満たしても、悪夢を見るという場合は、病気の場合を除いて、ストレスレベルがかなり高いことが考えられます。
ストレスの原因を除いたり、ストレスを乗り越えるための本格的な対策が必要だと思われます。
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見たい夢を見るために
では、いよいよ見たい夢を見るための具体的な方法に入ります。
１.見たい夢の内容を話す
どんな夢が見たいか、家族や友人に話してみましょう。夢のイメージがはっきりするとともに、他の人の応援が助けになります。夢のなかに応援してくれる人が出てくるかもしれません。
恥ずかしくて話せない場合は、見たい夢の内容を紙に書いて、枕の下に置くのでも良いです。
２.イメージに集中する
ベッドに入る前や入ってから、見たい夢のイメージをはっきりと描きます。
- 瞑想しながら、見たい夢をビジュアライズする
- 見る夢のことを想いながら、眠りに入る
３.夢で尋ねたいことを紙に書く
見たい夢をそれなりに見ることができてきたら、夢＝自分の潜在意識に聞いてみたいことを尋ねてみましょう。
たとえば
- どんな職業に就いたら良いか？
- 進学先はどこに？
- 恋人は誰が良いか？
- 結婚相手は誰が良い？など
夢の中で、回答が得られるようになります。
４.ＥＳＰカード
夢を通して、自分の直観力を伸ばす方法です。
ESPカード （ゼナー・カード）を使います。ＥＳＰカードは、超感覚をテストするために1927年にジョセフライン博士によって考えられた、丸、クロス（十字）、波、方形、スターの５つのシンボルがデザインされたカードです。市販されていますが、カードにシンボルを描いて自作しても良いでしょう。
ESPカード（ゼナーカード）のなかから１枚を抜き取ります。
選んだカードを見ないようにして、枕の下に入れます。
翌朝、見た夢を思い出しながら、選んだESPカード（ゼナーカード）との関連性を考えます
管理人もテストしてみたところ、山奥の温泉に出かける夢を見たのですが、
のカードを選んでいました。
５.ゆっくり目覚める
朝は夢を思い出す時間が必要です。
起きるときは目覚まし時計を使ってはいけません。
自然に、ゆっくりと目を覚まします。そうして、見た夢について反芻する時間を持つようにします。
まとめに代えて
見たい夢を見ることは、個人差が大きく、人によっては大変むずかしく感じられることがあります。根気強く続けていくことが必要です。
また、上に紹介したことをやっても怖い夢を見ることがあります。
病気でもなく、強いストレスのせいでもないときは、夢が潜在意識からの警告メッセージとして現れているかもしれません。
その場合は、自分や周囲に不幸なことが起きないように十分注意する必要があります。
【参考文献】
あなたを変える夢見術入門―自由自在に夢をコントロールする超テクニック
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