透視やリモート・ビューイングの開発方法については、1人でもできるものを以前紹介させて頂きました。
が、もっと基本的な練習が紹介できていなかったので、今回お話させて頂きます。
透視練習1 プレイス・ビューイング
この練習は、友人や家族にパートナーになってもらって、一緒に行います。
パートナーに5枚の風景写真を選んでもらいます。
写真は、都市の風景、自然の絶景、建物などで場所がはっきりしているものが良いです。
写真は、自分やパートナーが撮影したものでなくても、雑誌から切り抜いたり、ネットで拾って印刷したものでも構いません。
パートナーに写真を封筒に入れて封をしてもらいます。
できれば、封筒には番号をふって、別の紙に封筒の番号となかに入っている風景をメモしてもらいます。
いよいよ透視練習の開始です。
あなたは、封筒の1つを取り上げて、なにがあるか透視してみましょう。
透視する時間は、最初は15分程度が適当です。
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ふつう透視してあなたに浮かんでくるイメージは、抽象化されたものです。それをスケッチしてみましょう。
たとえば、三角形が浮かんできたとします。それは建物の屋根であったりします。直線がビルや木を指しています。
透視が終わったら、封を開けて、スケッチしたものと比べます。
どのくらい共通点がありましたか?
これを5枚の封筒全部について行います。
自分の透視が終わったら、反対にあなたが出題者になって、パートナーにも透視してもらいましょう。
透視練習は、定期的に行ううちにだんだん正確になってきます。
また透視する時間も短くしていき、慣れてきたら5分くらいで終わるようにします。実は、時間は短い方が正確な場合が多いです。余計な考えが入りにくいからだと考えられます。
透視練習2 ピープル・ビューイング
この透視練習は、誰か友人に手伝ってもらいます。
友人には、時間を決めて、どこの場所にいるか教えてもらいます。
たとえば、「○日午前10時に会社」とか「△日午後8時に自分の家」という感じです。
場所は行ったことがあるとベストですが、なくても、どこにあるか、どんな外観をしているかくらいは知っておいた方が望ましいです。
そして、それ以外の情報は知らないようにしておきます。
約束の時間になったら、透視を始めます。
リラックスして、瞑想しましょう。
目を閉じて、ターゲットとなる友人の名前を呼び、姿をビジュアライズします。友人がいま何をしているかをイメージしてみましょう。イメージ練習のように思われますが、無理にターゲットの行動を思い浮かべるのではなくて、五感を働かせてターゲットについてなにかを感じてみてください。
なにをしているか予測するのではなく、映画を見ているように、ただ映像を楽しむことです。分析や判断はしないことが重要です。
・ターゲットはなにをしていますか?
・なにか周囲に気がつくものはありましたか?
・なにか音や匂いは感じませんか? 暑いとか寒いとか感じませんか?
・なにか嬉しい、楽しい、悲しい、さびしい、辛いといった感情的な印象を受けませんでしたか?
・ターゲットを見る周りの人の視線がありませんか?
感じたことはなんでも良いのでメモしておきましょう。
映画のようにターゲットの行動を感じることはむずかしいかと思います。でも、印象の断片をなにか感じると思います。
後で、ターゲットに、その時間なにをしていたかを尋ねます。
なるべく詳細に聞いて、あなたが感じたことが、ターゲットやその周囲のなにを反映していたのかを探ってください。
たとえば、ターゲットが会社で上司に怒られていたら、あなたも嫌な印象がよぎっていませんでしたか? あなたがワクワクするものを感じたら、それはターゲットが美人の同僚と話をしていたことと通じているかもしれません。
この練習は繰り返すことが重要です。練習すればするほど、詳細に透視できるようになります。
【 参考文献 】
遠隔透視ハンドブック
有名なマクモニーグルの本のなかでも基本となるものです。遠隔透視(リモート・ビューイング)の方法(手順、確認するやり方、トレーニング、問題の解決法など)について詳細に書かれています。
遠隔透視術
遠隔透視のノウハウをわかりやすく説明しています。
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