久々に体外離脱について書いてみたいと思います。
体外離脱体験とは、自分という存在が肉体の外に出て、自分の物理的肉体を見たり、肉体から離れて自由に移動したりすることです。
これが実際の体験であれば、ある意味で、霊魂の不滅や死後の世界が存在することを証拠づけるものとも言えます。
体外離脱は、10人に1人は体験しているという説がありますので、興味ある人はチャレンジしてみると良いでしょう。
一般的に体外離脱する人には、次の4タイプがあるようです。
- 1.目覚めているときに意識的に体外離脱できる
- 2.ある日突然、体外離脱したことがある(コントロールできない)
- 3.自覚的ではないが、寝ているときに体外離脱したようだ(目が覚めたときに、自由に動き回った記憶がはっきりある)
- 4.体外離脱のメソッドを繰り返し練習して、寝ているときに体外離脱できるようになった
体外離脱のなかでは、3や4が多いですが、一方でメソッドを練習してもうまくできない人も非常に多いです。
ヘミシンクの体外離脱プログラム「ゲートウェイ・エクスペリエンス」をずっと聞いている人も、あまり真面目に頑張りすぎるとかえって成功しにくいように思います。
良いアイデアと同じで、あきらめかけて距離を置き始めた頃に不意にチャンスが訪れるもののようです。
私自身は、明晰夢は自然に見ましたが、正直言ってあまり興味がないのでそれ以上には進んでいません。
(予知やリモートインフルエンスへの関心の方がずっと強いです。夢だと予知夢を見たい方ですし、実際に見ています)
ただ、今回、1.のタイプの人に会ったという人のお話を聞いたので、紹介させて頂きます。
体外離脱体験を見た人の話
報告して頂いたのは渡辺さん(仮名)という女性の方です。
彼女は、アメリカのニュージャージー州に住んでいて、そこでヨガや瞑想の教室に通っています。
ある日の瞑想教室の講師は25歳くらいのきれいな女性、マリア(仮名)でした。
マリアは、渡辺さんら教室の生徒10人くらいを前に、瞑想でシータ波状態になるためのコツについて話を始めました。
生徒たちは、目を閉じて瞑想しながら、その話を聞いています。
すると、おそらく10数分は過ぎた頃でしょうか、前で話をしているはずのマリアの声が急に渡辺さんの耳元で聞こえ始めました。
渡辺さんは、自分がお酒に酔ってしまったような感覚に襲われたと言います。
15秒くらいマリアの声が耳元で続くと、急に元の状態に戻って、マリアは教室の前で話をしています。
渡辺さんの酔った感覚もなくなっています。
「では、目を開けて」とマリア。
「いま、シータ波状態で不思議な体験をした人はいますか?」
渡辺さんの他、2人の生徒が手を挙げました。
この人たちは渡辺さんと同じ体験をしていたのです。
マリアは満足そうに笑いました。それから、
- 彼女は10代の始め頃から、意識的に体外離脱ができるようになった
- さっきも体外離脱して瞑想中の3人の生徒に順番に声をかけたけど、3人とも気づいてくれて嬉しい
という内容の話をしたそうです。
渡辺さんは、これは、現実に感じた実体験だと言います。
ただ、マリアは生来の体外離脱者なので、方法があるわけではなく、体外離脱メソッドを教えてもらうことはできなかったと残念がっていました。
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