明晰夢を見るための
オーソドックスな方法を紹介します。
明晰夢とは
一般的に、明晰夢(めいせきむ、英語:Lucid Dream)とは、
睡眠中にみる夢のうち、
自分で夢であると自覚しながら見ている夢のこと
をいいます。
これだけだとよくわかりませんが、
「明晰夢―夢見の技法」スティーヴン ラバージ:著 という本を読むと
明晰夢を見ることは
私たちの意識の90%以上を占めるといわれる
潜在意識へアプローチすることができる画期的手法であって
それによって
現実を超えた神秘的な体験ができ
本当の自分とはなにかがわかるようになる
のだそうです。
明晰夢を見る方法
1 明晰夢を見るための正しいマインドにセットする
できることを信じることが最も大事です。
夢の中でなにをするかを明確にして、
明晰夢を見ている自分をイメージする。
イメージトレーニングを繰り返すことで
結果に自信を持つことです。
2 夢の記憶を増やします
目覚めたら、すぐに夢を思い出すことを習慣にします。
寝る前には
私は夢を思い出すと
繰り返し繰り返し唱えます。
また、時には
夜中に
目覚まし時計のアラームをセットして
目を覚ましたところで
夢を思い出したり、
朝のうたた寝のなかで
夢の世界に入ったり
出たりするのも
良い方法です。
こうすることで
夢を見ている際中に目覚めたら、
夢の内容をよく覚えているようになります。
3 夢日誌をつける
枕元に日誌を置いて夢の内容を記録します。
重要でないと思えることでも
漏らさずに詳細を記すことが重要です。
4 あなたの夢の世界を検証します
3の夢日誌の記述が溜まったら
最初から読んでいきます。
そうするとあなたの夢には
夢のテーマ
できごと、
あなたの精神状態
などに特徴が現れるのが
わかります。
繰り返し現れる内容が重要です。
そのなかから、
夢を見ているかどうかを決めるサイン(特徴)を
見つけます。
たとえば、なんども追いかけれらる夢を見ているならば
それが、夢を見ているかどうかを決めるサインになります。
5 起きているときの周りの様子に注意します
目覚めているとき、
あなたの現実の世界で起こっていることに
いままで以上に注意します。
見逃してしまうような小さなことにも注意を払います。
五感をフルに使って日常の経験を観察します。
夢と現実の違いを明確にするための作業です。
6 リアリティー・チェックの内容を決めます
リアリティー・チェックとは
今自分が夢の中にいるのか、
それとも
目覚めているのかを
決めるものです。
最初は目覚めていることがはっきりしているときでも
行うようにします。
周囲の様子が理にかなっているかを
自問自答します。
たとえば
重力があるかないか
宇宙にいるような浮いている感じはしないか
ものを落下させたらどうなるか
をやってみます
重力がなかったら
あなたは夢の中にいるということです。
また
周囲の看板やものに書かれている
文を読んでみます。
周りを見回したあとで
もう一度文章を読んでみます。
文章が最初と2回目で変わっていたときは、
あなたは夢の中にいるといえます。
7 リアリティー・チェックを行います
4で明らかにしたあなたの夢のサインを見つけたら、
6で決めたリアリティーチェックを行います。
たとえば、
よく追いかけられる夢を見ているなら、
自分が追いかけられていると気づいたら
リアリティチェックを行って
これは夢かどうかを確認します。
リアリティチェックがNGであれば、
あなたは夢のなかにいます。
8 夢の世界を体験します
リアリティチェックがNGとなって
夢のなかにいるとわかったら、
素晴らしい世界が待っています。
1ではっきりさせた
明晰夢のなかでやりたいことを
実行しましょう。
9 最後に
あなたのガイドとなるのは
あなたのイマジネーション想像力です。
見たいものを見て、行きたいところに行くことが
できるようになります。
いかがですか?
説明が足りない部分もありますけど
だいたいの感じは
おわかり頂けたかと思います。