管理人がこのブログで体外離脱のテクニックについて書いたのは、12年も前のことです。
あれから体外離脱のテクニックもだいぶ変化ししました。より洗練されて成功率の高い方法が開発されたので、いくつか紹介したいと思います。
アーリー・モーニング・メソッド(早朝メソッド)
ヘミシンク「体外離脱テクニック」の開発者であるウィリアム・ブールマンも、初期から行っている有名な方法です。彼はこのメソッドを「ある程度の自制心が必要だが、非常に効果的である」と評価しています。
「体外離脱テクニック」の6つの手法には、アーリー・モーニング・メソッドは含まれていません。
1.場所の準備
ふだん寝ているベッドとは別の場所を体外離脱用に用意します。
ソファなどリラックスして仰向けに寝れるようにしておいてください。
気が散ることなく集中できる、静かで快適な場所である必要があります。
2.こころの準備
体外離脱するという意思を強く持ちます。
「私は私の意思によって肉体を離れて、また元の肉体に戻ります」という呪文(マントラ)を繰り返すのがお勧めです。
とくに寝る前に何度も繰り返しましょう。
3.4時間後にアラームをセットして寝る
寝る時に4時間後に起きるためにアラームをセットします。
眠りに落ちる時には、「私は体外離脱する」ということだけを意識しておくようにしてください。
他の心配事などを考えないようにします。心があれこれ迷っていると感じたら、上であげた「私は私の意思によって肉体を離れて、また元の肉体に戻ります」という呪文(マントラ)を心の中で唱えるのが良いです。
4.アラームで起きる
約4時間後、アラームで目覚めたら、起きて約15 分間静かに座ります。
その後、1.の場所に移動し、ソファなどで仰向けにリラックスして寝ます。
5.体外離脱
他のことは考えず、これから体外離脱するということだけに意識を置きます。
「私は今から肉体を離れます」と心の中で唱えても良いです。
体外離脱しているところをイメージします。
肉体を離れて、家を自由に探索している様子を想像します。部屋に自由に出入りしたり、それぞれの部屋で見慣れたものを観察したりします。
例えば、壁に飾ってある絵やポスター、棚に置いてある人形などお気に入りのものを間近で見たり触ったりします。
慣れてきたら、家の外に出ても大丈夫です。近所のよく行く場所に行ったり、宙に浮かんで上から眺めても良いです。
こうしているうちにまた眠りに落ちたとき、多くの人は体外離脱を経験する、そうです。
6.繰り返し
はじめは上手くいかなくても、この方法を繰り返し練習します。
たいていは、忍耐強く繰り返すことで体外離脱するようになります。
行った内容や結果や感想は記録しましょう。
どんな小さなことでも気づいたことは書いておくと後に役立つことがあります。
感想とまとめ
1.
眠った後途中で起きてまた寝る、というので明晰夢の「再就寝法(WBTBテクニック)」に似ています。また、起こることも明晰夢の一種であるという可能性もあります。
体外離脱と明晰夢の違いは、あらためて考察する必要があるようです。
2.
体外離脱の他のテクニック(ロープ・メソッドやターゲット・テクニックなど)と組み合わせることもできそうです。
体外離脱しているときの様子をイメージしながら眠るのがうまくいかないときは試してみてはいかがでしょうか?