前回に引き続いて、幽霊と遭遇したときにどうするかというお話をさせて頂きます。
今回は、自分で行う除霊や厄除けの方法を紹介します。
やり方はいろいろありますが、お話しするのは、世界で標準的に行われているやり方です。
自分で行う除霊の方法
1.
自分で除霊するのは、幽霊があなたに敵意を持っていないことが、はっきりしている場合にします。
わからない場合は、専門の霊能師(ネットでも探せます)などに頼むようにしましょう。
前回お話しているように、幽霊のほとんどは、あなたに危害を加えるものではないです。
また、幽霊が存在しているケースとしては
- 突然死などで自分が死んだことに気づかないで幽霊になっている場合
- 生きている人に伝えなければならないメッセージがある場合
が大半です。
以上のことを念頭に除霊を行いましょう。
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先ずは、除霊する範囲を決めます。
ひとつの部屋だったり、一軒家だったり、幽霊が出る範囲を定めましょう。
2.
浄化のハーブであるセージを乾燥させたものを束にして火をつけます。
代わりに、セージのお香を使っても良いです。
セージの束を持って、時計回りに、除霊する範囲をぐるっと円を描くように歩きます。このとき、セージから出る煙もあなたの後を追って円を描きます。
3.
円を描いたら、いったん円の真ん中に戻ります。
そして、今度は円の中を行ったり来たりして、歩き廻ります。
セージから出る煙もあたりにたちこめるはずです。
4.
セージの煙による浄化が済んだら、自分を守るための儀式に入ります。
あなたはまっ白い光の球体に包まれているとイメージします。この球体はあなたを災いから保護するものです。
「私は神聖な白い光に守られている。私はいかなるときでもいかなる場所でも安全である」と唱えます。
5.
幽霊を呼び出します。
生前の名前が分かっていたら、その名前を呼びかけます。
幽霊からの反応があるまで、しばらく待ちます。
6.
反応が感じられたら、幽霊に対して、
「なにがお望みですか?」
と尋ねてみましょう。
幽霊からのメッセージを知る方法は、予知やテレパシーなどを知る方法と同じで、なにかイメージが浮かんだり、声が聞こえたり、匂いを感じたりする他に、ただ直観的に判る場合もあります。あなたは、リラックスしながら全身の感覚を鋭くしておくことが必要です。
7.
幽霊の望みがなにか理解したら、謹んで「分かりました」と伝えます。
もし、幽霊の望みが、誰かに伝えたいメッセージがある場合であれば、その人に伝えるように答えます。このとき忘れないように伝言する内容をメモするのも良い方法です。
8.
次に幽霊に対して、「もうこの世に残るべきではない」と言います。
突然死の場合には自分が死んだことを認識していないで幽霊になっていることも多いので、「あなたはもう死んでいるのですよ」と伝えることです。
9.
可能であれば、幽霊があの世に行くサポートをします。
あの世(天国)をイメージして、そこから白い光が、幽霊がいる場所まで射してくるのを何度も強くビジュアライズします。
そうして幽霊に、「もう大丈夫。あなたは旅立ってください」と伝えます。
あなたは親切な、でも、揺るぎのない態度でいてください。
もし、あなたが幽霊の生前の家族や友人を知っている場合は、その人たちが幽霊のことを忘れないこと、死後の世界での安寧を祈って供養してくれることも言うようにします。
しばらくそのままで、幽霊が旅立つのを祝福する気持ちで見送ります。
10.
幽霊が消えたと思ったら、戻ってこないように清めの作業に入ります。
除霊した場所に塩か塩水を撒きます。
円は今度は反時計回りに廻るようにします。
除霊した場所が室内であれば、全ての窓を開け放って、新鮮な空気を入れて下さい。
夜中であれば、灯りを全部点けて、明るく照らして下さい。
やり切った満足感、上手く行ったことへの感謝の気持ち、解放感、リラックス、自信などがあなたに湧いてきたら、除霊は成功です。
もう2度とあなたにその霊が近づくことはないでしょう。
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