明晰夢について ~ 再考

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このブログで明晰夢について書いたのは、2011年ですから12年も前のことです。

あれから明晰夢に関しては、大学レベルで科学的な研究が行われたり、ネットコミュニティ内で新たな明晰夢の方法が展開されたり、スティーヴン・ラバージに代わる新たな明晰夢研究家が登場したり、だいぶ分かったことが増えてきましたので、新たに明晰夢について詳細に書き直したいと思います。

明晰夢とは…

明晰夢は、夢を見ているときに「自分はいま夢を見ている」と理解しながら見る夢のことです。

人は明晰夢を見ているときは、夢の内容~例えば、登場人物やストーリーや環境等~をある程度コントロールできるようになります。

夢のコントロールに習熟すれば、夢の中で自由に思った通りに行動することができるようになり、現実には不可能なこと~例えば、空を飛んだり亡くなった肉親と会話したり~も可能だと主張されています。

以前は明晰夢というと、体外離脱体験と同様オカルト的な扱いでしたが、最近は大学の研究室でも扱われて心理学や脳科学のテーマになったり、企業のサイトでも堂々と語られるなど、誰にでも起こり得る体験として受け入れられています。

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明晰夢とふつうの夢の違い

明晰夢とふつうの夢はどこが違うのでしょうか?
ふつうの夢にも非常にリアルではっきりした夢もありますが、明晰夢とは異なります。

明晰夢は、夢を見ていることを自覚していることが特徴です。
夢が進行する中で自分の思考や感情を認識することができます。さらに夢の内容をコントロールすることができ、登場人物やストーリーを変えることも可能になります。

一方で、ふつうの夢では夢を見ていることに気づきません。
したがって、どんなに現実的な夢でも、夢をコントロールすることはできません。

明晰夢(Lucid Dream)という造語をつくったフレデリック・ファン・イーデンは、「明晰(Lucid)」という言葉は「洞察力を持つ」という意味で付けたと書いています。
明確で鮮明であるだけでは、明晰夢とは言えないというわけです。

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