サイコメトリーをするときに大事なことは、虚心になって感じることです。
分析しない、推理しないことが重要です。
理性を働かせず、単に情報を集めるだけ、受けた印象を描写するだけに留めます。
超能力探偵として、サイコメトリーを使って犯罪者を何人も逮捕したノーリン・リニエルは、サイコメトリーを教えるときにこの点を徹底させています。
たとえば、クリスマスツリーとわかる形のものが見えても、「クリスマスツリーが見えます」と言ってはいけない、そうです。ただ形がどうなっているか、どんなものがぶら下がっているかを描写するのだ、と言います。
あまり難しく考えることはありませんが、ただあなたが思ったままに感じたままに言うように心がけましょう。
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グループサイコメトリー・エクササイズ
0.
このエクササイズは、サイコメトリーに興味がある3,4人の仲間が集まって行います。メンバーには、それぞれ持ち歩いている部屋やクルマなどのカギを提出してもらいます。
1.
集まったカギを同じ形の封筒に入れます。封筒には一緒に持ち主の名前を書いた紙も入れておきます。
封筒に封をして、カゴの中に入れて、適当に混ぜます。
これで、どの封筒に誰のカギが入っているかわからなくなりました。
2.
メンバーにカゴの中から封筒を1枚引いてもらいます。
封筒に対してサイコメトリーを始めます。
手で何度も触ったりして誰が持ち主かを推理するようなことはしないようにしてください。直観で感じるようにします。
感じたことは紙に書き出してみましょう。
カギの持ち主が
- どんな家に住んでいるか
- どんなクルマに乗っているか
- 働いている環境は
- 容姿の特徴は
- なにか健康に問題はないか
- どんな感情でいたのか、など
についてどんな突飛なことでも非合理なことでも良いので自由に書くようにします。
自分のカギが当たることもありますが、気にしないで描写に専念します。
これは自分のカギだと探るようなことはしてはいけません。
3.
みんなが書き終わったら、封筒を開けましょう。
持ち主の名前を見て紙に書いたことと比べてみます。
どうですか?
案外深いところで合っているものです。
メンバーで発表しあうと面白いので盛り上がると思いますよ。
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