意識拡大のトレーニング2

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意識拡大トレーニングの続きです。
ふだん肉体に縛れている意識がその壁を乗り越えるためのエクササイズです。

前回Step1は、意識を身体のなかで巡らせるエクササイズでした。
意識拡大のトレーニング1
現代人が頭(脳)にあるを感じている意識を、昔の人みたいにこころ(心臓)に移したりしてみました。

意識拡大

Step2 意識を大きくして、身体から飛び出させる

前と同様に準備運動として、錬金術呼吸法をやっておきます。

目をつぶって、白い球形の光をイメージします。
意識をこの光の球に集中させましょう。

白い光のイメージ

白い光はおなかにあります。
ここも昔の人は意識があると感じていました。
「腹を読む」とか「腹を探る」みたいに、腹=奥に隠された考えのような言い方をします。

具体的には、へそ下の第2チャクラと、みぞおちにある第3チャクラ(太陽神経叢)と2つの説がありますが、個人的には、意識を集めるのに慣れている臍下丹田=第2チャクラの方が良いと思います。

光に意識を集めて、そこに熱を感じてください。

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光はどんどん小さくなります。野球のボールくらいの大きさからピンポン球大になり、豆粒になり、肉眼では見えないほどの大きさになります。
それでも、こころの目ではその光の存在をしっかりと感じます。

次に光はだんだん大きくなります。野球のボール大より大きくなり、バレーボール大になり、あなたの身体を飛び越えて、あなたの身体を包んでしまいます。
それでも光は大きくなり続けて、あなたのいる部屋全体を包み、家までも飲み込んで輝き続けます。

光に限りはありません。あなたの意識に限界がないのと同じように。
街も国も包んでしまい、さらには地球、宇宙までも包み込みます。

こうイメージしているときにどんな感じがしましたか?

大きくなった光はまた小さくなって、元の大きさに戻ります。

最後に、錬金術呼吸法を行って、終了です。
感じたことは、是非メモにとっておきましょう。

Step3 意識を体外で遊ばせる

錬金術呼吸法を行い、目をつぶります。
白い光をイメージして、それに意識を集中させます。
あなたが白い光になったとイメージしてください。

白い光は、風船のようにぷかぷか浮いています。
風船は、上昇して、部屋の天井に届きます。

目をつぶったまま、天井の様子を詳しく見て、肌触りを感じてください。
むずかしければ、光にすべての感覚を集中させてみてください。あなたの無限の感覚で自然になにか感じるものがあるはずです。

次に、光=あなたは床に降りてきます。同じように目はつぶったまま床の様子を見て感じてください。

今度は、光=あなたは部屋中の好きなところに行ってみましょう。家具を見下ろしたり、テーブルを下から眺めたり、目をつぶったまま、見て感じてみましょう。

さらに、部屋を飛び出して、廊下や玄関に行ってみても良いでしょう。
大事なことは自然に感じることです。正しいかどうかを心配する必要はありません。また、自分の記憶からイメージを作り出すようなことはしないで下さい。

疲れたら、光は部屋のなかの自分の肉体に戻ります。
最後に錬金術呼吸法を行います。

終わったら、光になって見たこと感じたことが正しかったか、実際にその場所に行って確認します。その内容は、メモしておきます。

意識拡大のトレーニングを始めたら、なるべく続けて行うのが理想です。
たとえば、Step1を毎日1回1週間行い、次の週はStep2を、その次はStep3を練習して、足りないと感じたら、Step1や2に戻って、またトレーニングするようにすると良いです。

【 参考図書 】

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