チャネリングは、ハイヤーセルフや守護霊、亡くなった人などと交信することです。
初心者がチャネリングを行う場合、自動書記によって彼らからメッセージを受け取るのがおすすめとされています。
自動書記は、英語では、オートマティスム(Automatism、Automatic writing)、日本語では自動筆記とも言いますが、書き手の意思とは関係なく、無意識のうちに手が動いてメッセージを書いていきます。
自動書記は、最近は海外では、パソコンに向かってキーボードを叩くのが主流になっています。ペンや鉛筆で筆記する場合、やってみるとわかりますが、あとで字の判読に苦労することも多いです。キーボードに入力するの方法は日本語でも増えていくかもしれませんね。
ここでは、従来の紙とペン(鉛筆)を使ったチャネリングの方法の概要をお話します。
自動書記によるチャネリングの方法
1.リラックス
深くゆっくり呼吸しながら、リラックス。あなたが宇宙とつながっている様子をイメージします。日常の心配事など、雑念を振り払って、ハイヤーセルフなどつながりたいものとチャネリングすることに集中します。
2.呼び出し
つながりたいものを呼び出します。
つながりたい相手の名前を書き、「私のところにやって来て、私を教え導いて下さい」と大きな声で何度も唱えます。
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3.質問
尋ねたいことを紙に書きます。
同時に大きな声で口に出して言ってみましょう。
4.メッセージを受け取る
ペンを持って、相手からの答えを待ちます。
頭の中を空っぽにして、力を抜いていると、自然に手が動いてなにかを書き始めると成功です。
また、ふっと答えが頭に浮かんで、それを書いていることがよくあります。その場合は、自分の考えなのか、相手からのメッセージなのか判然としないと感じられますが、気にせず続けます。(練習を積み重ねることが重要なので…)
メッセージは、最初は短く単語だけのことがほとんどですが、慣れてくると、詳しく長い文章になってきます。
5.実行
ハイヤーセルフや守護霊などからのアドバイスのうち、あなたの心に響いたことは実行しましょう。必ずあなたの人生を実り豊かに導くはずです。
自動書記にあたっての注意点
1.最初の1行に誰とチャネリングするのか書く
誰と交信するのかをいつもはっきりさせておくために、最初の1行には「私のハイヤーセルフ」のように相手を記入します。
2.ただ書くこと
何を書いても、また、何も書けなくても気にしない。そのうち結果が現れるだろうと気楽に考えて行う方がうまくいきます。
また、書き始めたら、流れに乗って書きます。誤字脱字は気にしませんし、書いている最中に内容の意味を考えたりしません。
そのため、目をつぶったまま書くのも良い方法です。
3.質問の内容は魂の成長につながるもの
既に答えが出ているような質問や「はいーいいえ」で答えるような質問は避けます。あなたがインスピレーションを受けたり、助言を得られるような質問にします。
たとえば、あなたの進路や結婚相手に関するもの等は良い質問です。
本当にチャネリングでメッセージを受け取っているかを判別する方法
チャネリングで得たメッセージ内容が、あなたが考え出したものではなくて、ハイヤーセルフなどからのものだとどうしたら言えるのか?
これについては、いちおう3つの観点から判別します。
1.気分が高揚する
ハイヤーセルフでも守護霊でも、あなたの味方からの正しいメッセージは、あなたをたいへん元気づけ気分を高めます。反対にネガティブなメッセージは、チャネリングによるものではありません。
2.言葉遣い
メッセージのなかに、あなたが普段使わない言葉や言い回しが入っていたら、正しいメッセージの可能性が高いといえます。
3.明快さ
正しいメッセージは、詩的だったり、メタファー(暗喩)の場合もありますが、それでもあなたにとって意味は明快なものです。
自動書記によるチャネリングは、繰り返せば繰り返すほど上達します。
あなた自身が人生の決断に迷ったとき、他人に良いアドバイスをあげたいときなどに試してみましょう。
自動書記は、最初は単語くらいですが、慣れてくると長い文章も書けるようになります。
ニール・ドナルド・ウォルシュ『神との対話』シリーズやひふみともこさんの本は、自動書記で書かれています。自動書記がどんなものかイメージをつかみたい方は、参考にされると良いと思います。
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