前回の「夢を記憶する方法」に続いて、今回は「夢を解読する方法」についてお話させて頂きます。
夢を解読するための7つのヒント
前回は
1.1日に起こったことと関連づけて考える
2.夢を一連のものとして考える
と、ここまでお話させて頂きました。
3.登場人物の性格や特徴は、あなたの一面を表していることが多い
たとえば、悪人が出てきたとしても、それはあなたが普段抑圧しているあなたの悪の部分かもしれません。
4.夢に出てくるどんな細かいことも意味を持つ
登場人物だけでなく、たとえば、天気や動物、植物、風景などにも潜在意識からのメッセージとして意味があります。
5.寝る前に自己暗示をかける
寝る前に「私は今度見る夢の意味がわかる」と唱えましょう。
もし昨夜印象に残る夢を見たら
「昨日見た夢をもう一度見る。もっと意味がわかりやすいような形で話が進む」
というように暗示をかけても良いです。
6.夢の雰囲気は当てにならない
夢は潜在意識からのアドバイスだったり警告だったりします。でも深刻な内容のメッセージでも楽しい夢であったりするので、当てにはなりません。逆に怖い夢が良いことの前兆だったりします。
7.同じような夢を何度も見る場合は重大なメッセージが潜んでいる
同じような夢を何夜も続けてみたり、ー定の間を置いて繰り返し見る場合は、潜在意識があなたに伝えなければならない重大なメッセージがその夢には潜んでいます。
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夢占いが当たらない理由
「夢が表わすものがどんな意味を持つのか」を考えるときには、次の3つのケースのどれになるのかに留意するのが良いです。
1.人類にほぼ共通して同じ意味になるケース
2.属している文化の影響を受けるケース
3.個人独自の意味を持つケース
たとえば、赤ちゃんが出てくる夢であれば、1.で考えると、新しいなにかの始まりを意味しているとされます。
また、夢占いと称するものでは、ヘビの夢は日本では金運を表わして縁起が良いなどと言います。でも、キリスト教世界だとアダムとイブの話から、知恵や計略を意味することになります。これなどは2.の例と言えます。
しかしヘビが大嫌いな人にとっては、恐怖や嫌悪を表わしていることが圧倒的に多いはずです。(3.の例)
夢占いはこのような個人のとっての意味合いを考慮していません。それゆえ、夢占いはほとんど当たりません。
夢辞典をつくってみましょう
夢を出てきたものの意味を解読するためには、あなたにとっての意味を知ることが大事です。一見むずかしいことのようですが、前回紹介した夢日記を書いていれば、だいたい理解できるようになってきます。
知る手がかりは、先ずは、フロイトも「夢判断」のなかで述べている「現実世界の記憶」です。リラックスして幼いときからの記憶をたどってみると、きっと思い当たることがあるはずです。
次の手がかりとしては、夢の中に出てくる細かいシチュエーションを思い出すことです。なにかヒントが隠されています。
このようにして、夢の意味を推量したら、それを書き留めておきます。
積み重ねていけば、他の誰でもない、あなた専用の夢辞典ができあがります。
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