夢のお告げを得る方法 ドリーム・インキュベーション

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あなたがなにか問題を抱えているときに、夢から回答を得る=ドリーム・インキュベーションという方法があります。

インキュベーションとは、「抱卵」とか「孵化(ふか)」「培養」などと訳されますが、ドリーム・インキュベーションは、私たちが意識の中で集めた様々な情報を、あたため、育て、夢として産まれるようにするものです。

夢からお告げを得る方法は、古代から行われていました。
古代ギリシアでも、人々は洞窟や森やお寺などの聖なる場所にこもって、断食やお清めの儀式、生贄を捧げたりしながら、神に祈り、神託を夢を通して受け取っていました。

洞窟の中

ドリーム・インキュベーションは、昔から続く夢のお告げを得る方法をシステム化し、現代化したものです。家の中で行いますし、断食も生贄も必要ありません。
これは、夢を通じて、ハイヤーセルフにアクセスして、より良い人生を歩むためのアドバイスを聞く方法です。

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ドリーム・インキュベーションの方法

1.
夢に聞きたい内容を簡潔にまとめます。
問いはシンプルなほど、夢からの回答もわかりやすいものになります。できれば、内容は朝のうちにまとめておいて、日中繰り返し繰り返し口に出して言ってみましょう。
また、質問の内容を紙に何度も書き出します。

質問の例)
「私は○○会社に就職した方が良いか?」
「私は彼と(彼女と)結婚できる?」
「私が目指べきは△△大学□□学部か?」

こうして、質問が潜在意識に深く刻まれるように意識します。

2.
夕食は軽くとるようにします。アルコールは睡眠の質を下げるので控えて下さい。

3.
寝る前になったら、リラックスして、夢を見るための儀式を行います。

・夢を思いながら瞑想する
・霊的に成長させてくれる本を読む
・ろうそくを灯して、火を眺める
・お香やアロマを焚く

などから、自分でできることをやってみましょう。

4.
夢に問う質問のことに意識を集中します。

質問の内容をもう一度、紙に書きます。書いた紙は枕の下に敷くと良いです。
質問を口に出して言ってみましょう。3回以上繰り返します。

person_sleeping

5.
床に入ります。

目覚ましを使っている人は、いつもより少し早い時間にセットしてください。これは、夢を思い出しやすい状態で起きるためであり、夢を記録しておく時間をつくるためです。

感謝しながら眠りましょう。

6.
朝目が覚めたら、夢を思い出します。
目が覚めて、余計なことをしたり考えたりすると、夢を忘れてしまうので、すぐに思い出すことが大事です。
こうして床の中で、夢の記憶を整理したら、起きてすぐに紙に書き出します。

7.
夢の内容と意味を考えます。
これは後で時間があるときでも構いません。

質問と夢の内容がまったく関係ないように思える場合があります。
これは夢がシンボルとして表されているので、解読する必要があります

また、夢のお告げが2,3日後(の夢)に現れる場合があります。

あるときは、夢ではなくて、日中に突然答えが現れます。歩いているとき、お風呂に入っているときなどに直観としてやって来ることがあります。

私もドリームインキュベーションをやってみましたが、そのときは夢を思い出そうとする前に、目が覚めた瞬間に直観で問いの答えがわかりました。

8.
夢のお告げが得られない場合も、あきらめないで再チャレンジしてみましょう。
そのときは質問に使われる言葉や仕方を変えてみましょう。

また、夢の内容から回答を見落としていることはよくあります。
とくに夢からの回答が、あなたの意に沿わないものであるときは見落としがちです。

夢があなたの人生を良い方向に導きますように!

【 参考書籍 】

夢見の技法 カルロス カスタネダ


あなたを変える夢見術入門―自由自在に夢をコントロールする超テクニック 高藤 聡一郎

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