ペンデュラム(振り子)は古くからダウジングに使われています。が、最近は、水脈や石油、埋もれているお宝を見つけるためだけでなく、もっと広い用途に利用されます。
ペンデュラムは、あなたの直観を顕したり、潜在意識からのメッセージを反映するツールであると考えられています。
そのため、なにか迷ったときに、この振り子は信頼できる相談相手になるというわけです。
ペンデュラムを使う専門の占い師もいます。
ある有名なビジネス雑誌の編集長は、引っ越し先を決めるのにペンデュラムに頼りましたし、私の顧客にも、ロト6の番号を決めるのにペンデュラムを使っている方がいます。
ペンデュラムの使い方は、すでにいろいろなサイトで紹介されていますが、方法には違いがあるようです。ここでは世界でもっとも権威ある米国ダウザーズ協会の方法を基に紹介します。
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ペンデュラムの正しい使い方
1.ペンデュラムを用意する
ペンデュラムは、自作でも市販のものでかまいません。自作の場合は、15cmから20cmくらいの長さのチェーンやヒモにリング状のもの結びつければ大丈夫です。形状はあまり重要ではありません。ダウザーズ協会のベテランでも、ヒモの先にナットや魚釣で使うおもりを結びつけて使っている人もいます。
ここで重要なのは、ペンデュラムは他の人が使ったものは使わないことです。ペンデュラムには使う人のエネルギーが宿っています。
ペンデュラムは、中古品を買ったりもらったりしてはいけないし、自分のものは他の人が使わないように保管には注意する必要があります。
2.基本的な使い方
ペンデュラムの使い方はかんたんです。
リラックスして座り、ペンデュラムのチェーンやヒモをもって、おもりを下に垂らします。
おもりは、机やテーブルを使うときは、触れないように5,6cm浮かせるようにします。
重要なことは、リラックスして、気持ちを空白にして行うことです。
事前に瞑想しましょう。
ここで本などには書かれていませんが、ダウザーズ協会のなかで言われている注意点が2つあります。
ひとつは、利き手の反対の手で行うこと。
とくに右利きの人は左手を使うことで、右脳にアクセスするので良いと言われています。
もうひとつは、ひもやチェーンを持つのは親指と人差し指だけでなく、他の3本の指も使うことです。持ち方が安定します。
これらは絶対に守らなければいけないルールというわけではありませんが、ペンデュラムをうまく操るのに覚えておいた方が良いことだと思います。
3.イエスとノーを決める
出版されている本には「イエス」であれば前後にペンデュラムが振れ、「ノー」であれば左右に振れるみたいなことが書いてあることがあります。
これは首の動きになぞらえたものだと思われます。
でも、回答の正しさを追求するのであれば、「イエス」の場合「ノー」の場合にどんな動きをするかは、その都度あなたが決めます。
ペンデュラムを垂らしながら
「イエスの場合はどの方向に動きますか?」
声に出して聞いてみましょう。
目をつぶって待ちます。
ペンデュラムが動き出したと思ったら、目を開けてどう動いているか確かめます。
「左右に振れる」、「前後に振れる」、「時計回りに回る」、「反時計回りに回る」のうちのどれになるかを決めます。
同じように、「ノー」の場合にどう動くかを決めます。
4.テストランする
「イエス」「ノー」を決めたら、答えがわかっている簡単な質問をして正しくペンデュラムが動くか確認します。
「私の名前は○○ですか?」
「私は、△△に住んでいますか?」
正しく3で決めた方向にペンデュラムが動けば問題ありません。
まれに正しく動かない場合がありますが、リラックスしてなかったり、なにかじゃまなもの(近くの人のことが気になる等)があるはずです。
3.に戻ってやり直します。
5.尋ねたいことを質問する
いよいよ本番です。
あなたが聞きたい内容を質問してみましょう。
ペンデュラムは3つの答えを出します。
「イエス」「ノー」「どちらでもない」
のどれかです。
「イエス」「ノー」以外の動きをする場合は
「どちらでもない」となりますが、これは質問の仕方が悪い場合が多いです。
質問はなるべく具体的で明確なものでなければなりません。
また他の人の存在がペンデュラムの動きを狂わせることもあります。
誰にも邪魔されない真夜中にやってみるのがおすすめです。
いかがですか?
先ずは手始めにあなたの家でなくしてしまったものをペンデュラムで探してみてはいかがでしょうか?
次回はペンデュラムを使った様々なトレーニング方法を紹介します。
市販のペンデュラムを使う場合は、形や色で気に入ったものを使います。
シルバーや水晶を使ったきれいなものが多いです。
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